とあるダムにあるボルダー

昨年見つけてから全く手をつけられていなかったボルダー達をやっとのことで触ってきました。

数は少ないですが面白かったので紹介したいと思います。

なお、先に申し上げておきますが、都合上ボルダー名・課題名・グレードをつけさせて頂いております。

既に登られてる情報があればそちらに従います。(ご連絡いただけたら幸いです)



1つ目のボルダーです。

1つ目のボルダーはハングした大きなボルダー。

下地が悪かったので少し整備しましたが、ハング部分には脆い部分があるのでマットはあった方がいいです。

ボルダー名は「蛇神ハング」。課題は全部で4つ設定してみました。順に説明します。

① 左カンテSD 6級

  リップ付近にあるガバカチをマッチしてSDスタート。フットホールドがいいので落ち着いて登れば問題ないとおもわれます。下降する際にも使うのでまずはこれから登るのがいいと思われます。

② ロゴSD 3級

  スローパをマッチしてSDスタート。何かのロゴみたいなムーブになって面白かったです。

③ シンラインSD 1級

  左右ピンチのセパレートSDスタート。④も同じですが前半の傾斜が強い部分はパワーとテクニカル要素があって充実してます。後半はヨレとマントルが少し悪い気がします。

④ アンチラインSD 初段

  左右ピンチのセパレートSDスタート。※③と同じスタート

  最後まで気が抜けない良課題でした。特にマントル返してからは緊張感がぐっと上がります。

なお、③④のスタートから②にリンクするラインもありましたが登った際一部脆い岩があり危険なので記載はしません。登った感じ初段+くらいでした。


横から見るとこんな傾斜具合です。

ちょうど③④のスタートホールドが見えてます。

2つ目のボルダーです。

下部がハングしているボルダーでいつも濡れていて、生物の横顔のような模様のあるボルダー。乾くのを待って登りました。

ボルダー名は「擬態岩」。

① マタマタSD 1級

  左右カチのセパレートSDスタート。カンテ部分を登っていくテクニカルかつムーブもあって面白い良課題でした。この課題を登った時真っ先に太郎岩のカンテSD(下仁田)を思い出しました。

開拓中は天気良くて且つ無風でしたがこの辺りはずっと湿気っていました。ですが風が強い日にこの岩を見に行ったら乾いていました。登れた時も風が強かったので、風がないと湿気が溜まりやすい場所だと推測します。

横から見るとこんな傾斜具合です。

出っ張りが邪魔してくれて良い感じです。

という感じで2つだけでしたが紹介させていただきました。

このエリアにはまだ登れそうなボルダーがありそうでしたので、気が向いたら登ってみたいと思います。

それではまた。

コメント